QEMUを使ってChrome OS Flexを仮想マシンにインストールする。


 

Chrome OS FlexはVMwareやVirtualBoxでは動きませんが、QEMUというソフトだとChrome OS Flexが動かせるようなので実際に入れてみます。

必要なもの

  • QEMU

ダウンロードとインストール

QEMU

上のサイトからQEMUの最新バージョンをダウンロードします。
qemu-w64-setup-なんとか.exeというファイルがダウンロードされるので、実行しQEMUをインストールします。
Next連打でOKです。

Chrome OS Flex

こちらは以前の記事で紹介したのでここではしません。
よかったら見てみてください。

Rufus

Rufusはふつうにダウンロードできます。

準備

空のVHDを作る

Win+Xキーを押し、ディスクの管理をクリックします。
ディスクの管理の読み込みが終わったら左上の操作にあるVHDの作成をクリックします。
保存する場所はどこでもいいですが名前は分かりやすいのにしましょう。
ここではChrome.vhdとします。
容量は8GBがおすすめです。
仮想ハード ディスク フォーマットはVHDを選択します。
仮想ハード ディスクの種類はお好みで大丈夫だと思います。
OKを押しVHDが作れたら、左上の操作にあるVHDの接続をクリックします。
参照から、先ほど作成したVHDを選択してOKを押します。
VHDが接続出来たら、ディスクとして出てくるのでそれを右クリックしディスクの初期化を選択します。

選択したディスクに次のパーティション スタイルを使用するではMBRを選びます。
あとは普通にNTFSにフォーマットします。

Chrome OS FlexをVHDに書き込む。

Rufusを起動して、ブートの種類(赤矢印)にChrome OS FlexのBinファイルを選択しましょう。


binファイルを選択したら先ほど作ったVHDファイルをデバイスのところ指定してスタートを押します。
結構長いので気長に待ちましょう。
Rufusが100%になったらディスクの管理からVHDを切断しましょう。

QEMUで仮想マシンを作る。

仮想マシンのハードディスクを作る。

QEMUではコマンドから仮想ハードディスクを作ります。
管理者権限でコマンド プロンプトを開きます。
たとえはCドライブ直下に128GBの仮想HDDを作るときは

C:\HDD.qcow2 のところは名前とパスです。
128G
は容量です。
ここらへんを変えたら自分好みの仮想HDDができると思います。

仮想マシンを作って起動する。

QEMUはコマンドから仮想マシンを起動します。

cd C:\Program Files\qemu
qemu-system-x86_64.exe -m 4G -vga virtio -hda "VHDのパス" -drive file="仮想HDDのパス" -accel whpx

これをメモ帳に移してbatファイルを作って管理者権限で実行したらこうなります。


Chrome OS Flexがインストールできたら-hda "VHDのパス" を消すと仮想HDDからの起動が標準になります。

お疲れさまでした。

自分はQEMU初心者なので直すべきところがあるのなら教えていただけるとありがたいです。


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